Wi-Fiとは?

2020年10月21日

よくWi-Fiという言葉を耳にする機会が増えましたが、簡単にいうと【無線の電波】のことを言います。(よく無線LANという言葉も聞きますが、無線LANは無線の通信を行うネットワーク全体のことを指しており、その中の1つがWi-Fiです。)

Wi-fiは今、パソコンでもスマホでもゲーム機でもプリンターでもたくさんの機械を気軽に利用できるとても身近な電波になりました。

極論それぞれの機械にWi-Fiさえつなげてしまえば、通信が出来てしまうのです。

昔のパソコンはほとんどの場合、契約しているインターネットの機械に有線で線を繋がなければ通信(インターネット)は出来ませんでしたし、携帯電話も必ず携帯電話会社の通信を契約しなければ使用することはできませんでした。

しかし今は、パソコンも携帯電話もWi-Fiの電波にさえ繋がればいつでもどこでも利用できる時代になりました。ゲームに関しては、私が30年ほど前に利用していた時は、自宅もしくは友人宅のテレビにつなげて一緒に遊び、持ち運びが出来るゲームボーイなどでも個々が遊び、誰かがゲームしているときはその子の画面を見ていたものですが、今のゲーム機はWi-Fiに繋げていさえすれば、それぞれの家にいながら個々のゲーム機を通して一緒にゲームをすることができたり、メールの様にお互いにメッセージを送りあえるような機能がついていたりととても驚くような機能が搭載されています。


ご自身の自宅のWi-Fiの機械を見ていただくと、最近の機械の側面か裏面に機械に繋ぐための無線の名前【SSID】とパスワード【暗号化キー】と書かれているものが貼り付けられていることが多いです。2.4GHzと5GHzと書かれている機械が多くなりましたが、これは電波の種類のことを指しています。

2.4GHz【11a/11ac】→壁や天井などの障害物にも強く、設置している部屋からの距離が遠くても比較的電波が届きやすいです。ただし扉などを隔てて離れていくほど電波は弱くなります。テレビや電子レンジ等は電磁波が出ているため干渉されやすく、特に電子レンジは同じ2.4GHzのため、電波が干渉されることにより繋がりづらくなることもあります。

5GHz【11b/11g】→対応している機器が少ないため、電波干渉は受けづらく安定した通信が可能です。通信速度も2.4GHzに比べ速いため、動画再生や大きなデータを送る時も快適です。ただし障害物に弱く、壁や扉などで電波が跳ね返る性質を持つため、その場合は2.4GHzよりも繋がりにくくなることもあります。

※11nは両方の周波数帯で利用可能

今年に入り、Wi-Fi6【【11ax】という新しい規格【第6世代のWi-Fi規格】が出来ました。利用するためには、利用する機器もWi-FiのルーターもWi-Fi6が対応したものを利用することにはなりますが、今までのWi-Fiと比べ、高速で、混雑に強く、省エネであるという特徴があります。どのくらい速いかというと、Wi-Fi5(11ac)と比べて約1.4倍速くなります。また、今までつながりにくいとかWi-Fiが遅いと感じたことがある方も多いかと思いますが、複数台の機器が同時に同じWi-Fiの機械に繋がっていたとしても通信の順番待ちが起こらないので快適に通信を利用することが出来ます。そして、Wi-Fi6は、スマホやパソコンなどのバッテリー消費を抑えてくれる技術が搭載されているため、電池持ちが良くなります。


もし次回買い替えるときは、スマホやパソコンはもちろん、Wi-FiルーターもWi-Fi6対応のものに買い替えるとさらに快適に過ごすことが出来ますね♪



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